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比較的低予算(~10万円)で出来る!空室対策手法公開

みなさまは空室対策というと何を思い浮かべるでしょうか?リノベーションや大規模修繕などは当然大きな変化をもたらしますが、当然効果が高い代わりに価格が高いという弱点があります。そこで今回は、比較的お財布に優しい10万円以下で出来る空室対策手法をお伝えいたします。

 

10万円以下で出来る空室対策は色々ある!

今回紹介する空室対策は下記ですが、これらはほとんど10万円以下で行うことが可能です。一件10万円以上してしまう印象がありますが、ほとんどの場合で低価格で行うことが可能です。

それでは早速見ていきましょう。

①共用部清掃・高圧洗浄・空気入れ替え

案内時にお客様に対して最初に印象を決めるのが、外観と共用部の綺麗さです。外壁塗装などの大規模工事は数100万円規模でかかりますが、共用部の清掃は10万円以下で行うことができるため大変おすすめの対策となっております。

主な高圧洗浄箇所は下記の通りです。是非参考にしてください。

・1階共用通路床、土間部分
・階段及び踊り場
・2階通路床部分
・階段・通路の壁、フェンス
・共用通路に面した外壁(玄関廻り)
・ゴミ庫の中、床等

②防犯カメラ設置

防犯カメラは近年人気度が上がってきている設備です。実際に「全国賃貸住宅新聞 人気設備ランキング」においても10位以内に入ってきています。

田舎から上京してきた単身の女性の部屋や、コロナ禍におけるゴミ量増加によるマナー取締の役割としても認知が広がっています。

ダミーの防犯カメラも意外と設置が多く、入居者にとって安心感も高いと言えるでしょう。

③アクセントクロス

インターネットの発達によって、SUUMO・HOME’Sといったポータルサイトでほとんど部屋が選ばれています。そのため部屋の写真で多くの物件は判断されます。

アクセントクロスは写真撮影を行った際に非常に写真映えし易く、多くの入居者に好まれます。

部屋のコンセプトに合わせて検討していただくのがおすすめです。

④和室⇒洋室変更

とにかく和室は好まれません。洋室にするだけで決まらなかった空室が一気に決まりやすくなります。

注意したいのが、押し入れをそのままに床と壁を洋室の素材に変更してはいけないという点です。

洋室変更の際には、一か所だけでなくすべて洋室の仕様にする思い切りも重要になります。

⑤Wi-Fi設置

全国賃貸住宅新聞の入居者人気設備ランキングでずっと一位をキープしている設備です。

下記のデータからも分かるように都心部・地方部問わず、インターネットの設置はなされている状況です。

コロナの影響によってリモートワークが増えているため、自宅のインターネット環境が今後必須の時代になっていくと考えられます。

※インターネット設置率(調査日:2021年3月調査、調査媒体:SUUMO)一部抜粋

県庁所在地 人口 インターネット設置率
大阪市 2,740,202 27.28%
名古屋市 2,327,557 35.54%
熊本市 739,393 41.95%
鹿児島市 595,319 41.63%
松山市 509,139 36.26%

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

空室対策も高価格帯のものから低価格帯まで様々です。自身にあった空室対策をおこなっていきましょう。