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戸建賃貸投資のメリットとデメリットにはどんなものがあるか

集合住宅である賃貸マンションやアパートと違って、一戸建住宅を賃貸する戸建賃貸には独特の魅力があります。独立した一戸建住宅であることから、隣の住戸の音や上階の足音を気にする必要もありません。その一方で一戸建であることによるデメリットも存在します。戸建賃貸投資のメリットとデメリットにはどんなものがあるか見ていきましょう。

 

戸建賃貸のメリット

戸建賃貸は供給量が少ない賃貸形式です。一戸建住宅のためプライバシーや防音の観点からは賃貸マンションよりも優れています。また、立地条件も賃貸マンションほど左右されません。ここでは、こうした戸建賃貸を経営するうえでのメリットについてまとめてみました。戸建住宅ならではの特色など、賃貸マンションやアパートにはない独自のメリットを見つけることができます。

供給量が少ないので入居者を見つけやすい

大手不動産情報サイトアットホーム(https://www.athome.co.jp/)に掲載されている全国の賃貸マンションと賃貸アパートの件数は140万件以上(2020年10月時点)。これに対して戸建賃貸(アットホームの記載は「賃貸一戸建て」)は約4.3万件です。実に賃貸マンションやアパートの3%程度しかありません。戸建賃貸は供給量が圧倒的に少ないのです。希少性があることから、入居者を見つけやすいのが戸建賃貸の強みとなっています。

変形地や狭小地でも経営可能

一戸建住宅の中には、変形地に建築されている住宅や狭小地に建てられている住宅があります。賃貸マンションはとても建てられないような敷地にも戸建住宅を建築することはできるのです。変形地や狭小地といった、一見人気のない敷地でも戸建賃貸であれば経営ができます。

立地に左右されにくい

賃貸マンションは立地条件が重要です。駅からの距離があると、人気がとたんに落ちてしまいます。一方、戸建賃貸はそこまでシビアではありません。駅に近い物件は人気があるのは賃貸マンションと同様です。ですが少々離れたとしても、人気や家賃水準が大幅に下がることはありません。戸建賃貸は賃貸マンションほど立地に左右されにくいのです。

 

戸建賃貸のデメリット

多くのメリットがある戸建賃貸ですが、一方でいくつかのデメリットもあります。その多くは戸建住宅ならではのものです。一棟に一世帯しか入居できないことやリフォームが高額になる可能性がこれにあたります。戸建賃貸のデメリットについて見ていきましょう。

借り手が見つからないと収入が途絶える

戸建賃貸は原則として一棟に一世帯の入居です。その一世帯が退去してしまうと、その物件の入居率はゼロになってしまいます。つまり、一棟当たりの戸建賃貸の入居率は100%か0%しかないのです。入居がなくても、固定資産税などの維持費用はかかってしまいます。一世帯が退去するだけでその物件からの収入が途絶えてしまうのが戸建賃貸のリスクなのです。

自分がすぐに使用できない可能性がある

転勤中に自宅を賃貸に出す場合があります。「リロケーション」というサービスです。転勤が予定どおりに終了するなら問題ありませんが、予定よりも早く転勤が終了することもあります。こうした場合、自分の家であっても自分がすぐに使用できない場合もありえるのです。今は戸建賃貸にしていても、いずれ自分で住むつもりであれば賃貸終了のタイミングが重要になります。

リフォーム費用が高額になる可能性

借り手が退去すると、次の入居者のために修繕やリフォームの必要が生じます。一般的に戸建住宅の住宅設備は、賃貸マンションやアパート仕様よりも大型のものが多い傾向です。このため、水回りなどのリフォームでは、戸建住宅のほうが割高となる可能性があります。高額のリフォーム費用が賃貸経営を圧迫する可能性もあるのです。

 

まとめ

メリットも多い反面、戸建賃貸特有のデメリットもある戸建賃貸投資。全国的に数が少ないのもデメリットが大きいことが理由として考えられます。プライバシーが保護できる戸建賃貸には根強い需要があるもの。同一敷地内に戸建賃貸住宅を建築するプランもあります。戸建賃貸のメリットとデメリットを的確に把握しておきましょう。