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不動産投資にとても重要!「金利計算」を学ぼう!

不動産投資に融資はつきもの。融資に金利はつきものです。金利計算をするのは、自分で行うのは難しいことでした。一般的な電卓では計算できないからです。今ではパソコンを使えば自由に計算できます。Web上には専門の計算サイトもあるくらいです。この不動産投資の判断にも重要な金利計算について調べていきます。

 

金利の計算方法

まずは金利の計算方法についてみていきましょう。基本は年賦償還率で計算します。表計算ソフトに計算式を入力しておけば、金利と借入期間、それに借入金額を入力すれば毎回の返済額が計算可能です。

基本は年賦償還率

年賦償還率とは、借入金の返済のように、元本と利息を均等に返済する元利均等返済の1回あたりの割合を導く式です。ここで計算された年賦償還率を借入金額に掛けることによって返済金額を計算することができます。例えば、3,000万円を金利2%、20年で返済しようとすると、年賦償還率は0.0446。年間の返済額は3,000万円×0.0446で年間返済額は133.8万円となります。これを月ごとに行えば、月額の返済額にも対応可能です。

年賦償還率=

r(1+r)n

(1+r)n-1

r=金利 n=期間

ローン電卓で計算

年賦償還率の式は複雑です。暗算ではできません。また、一般的な電卓も未対応です。少々値段は張るものの、ローン電卓というものがあります。これは金融機関の融資担当者レベルなら持っているものです。このローン電卓を使えば簡単にローン計算ができます。住宅ローンの場合はボーナス払いにも対応可能です。

ローン計算サイトで計算

もっと簡単に、となるとローンを計算するサイトがいくつもあります。例えばカシオが運営するkeisanです。必要事項を入力するだけで簡単にローンの支払額を算出することができます。目安を知るには、こうしたローン計算サイトでも十分対応可能です。

表計算ソフトで計算

パソコンなどにインストールされているエクセルなどの表計算ソフトでも金利計算は可能です。シミュレーションにも活用できます。一度計算式を作成しておくと、いつでも使えるのでとても便利です。先ほどのローン計算サイトでも計算式を組み込んだエクセルシートを提供しています。

金利の変動まで対応しにくい

今やウェブサイトでも計算できる金利計算。それでもカバーできないこともあります。それは変動金利への対応。1年目は金利2%、2年目は2.5%、3年目は1.5%といった金利が変動していくことには多くのサイト、計算ソフトでは対応できていません。自分で複雑な計算式を表計算ソフトで作成するか、金融機関を頼ることになります。

 

金利の返済方法で変わる金利計算

ローンの返済方法には大きく2種類あります。ひとつは元利均等返済。もうひとつが元金均等返済です。この2種類は一文字違うだけでもその返済方法は大きく異なります。その返済方法の特徴についてみていきましょう。

元利均等返済

元利均等返済は、毎回の支払額が均等になる返済方法です。このため、返済初期は利息の割合が多く元金はほとんど減っていきません。反面、毎回の返済額が均等なので計画を立てやすい返済方法です。住宅ローンの場合はほとんどの人が元利均等返済を選びます。不動産投資においても、返済額の変動が少ないことから選択する場合が多い返済方法です。

元金均等返済

元本の返済額は一定にして返済額は返済初期ほど多くなる返済方法です。最初は元金に利息が大きく加算されるため、返済額は大きくなります。最初は確かに返済が大変ですが、返済額は徐々に低くなってくるのです。このため、長期間借りる計画の人には好まれる返済方法です。

 

まとめ

不動産投資において融資条件は重要な要素です。融資を受ける際にシミュレーションも行います。その際返済額を想定するには金利計算が欠かせません。計算の考え方や数式は一度マスターしてしまえば、いつでも利用することができます。シミュレーションシートに金利計算ができる欄を追加しておきましょう。