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不動産投資の勉強は本から始めよう!

不動産投資家は勉強熱心な人が多い印象です。その証拠に書店の不動産投資コーナーは常に一杯の本が並んでいます。売れないジャンルの本は徐々に縮小されるはず。不動産投資関係の本は、売れ筋として本屋さんにも認識されています。Web上で情報があふれる中でも不動産投資関係の本が売れるのか、考えてみます。

 

不動産投資を本で勉強できるか

不動産投資関連の本の多さをみると、不動産投資家は本でも勉強しようという姿勢がみられます。現代はウェブサイトでも多くの情報を得ることができる時代です。ネット万能の時代に本の優位性やメリットについて考えていきます。やはり、くり返し読めて著者の考え方がよくわかるのが特徴です。

取捨選択できる

本は自分の知りたいジャンルを選ぶことができます。不動産投資でいえば、初心者向けの本や経験者向けの本などです。このほか、物件の取得に重きを置いたものや物件の管理を重視したものなどがあります。このようにテーマを取捨選択して自分に合った本を選択できるのです。

きちんと1冊でまとまっている

不動産投資の本の多くは、その一冊で完結しています。数巻にわたるものやシリーズで続くものは例外的です。その結果、その一冊さえ読めば著者の言いたいことは全部わかるようにできています。ネットの記事やブログだとこうはいきません。途中で話が途切れたり、本題と違う話題が入ったりと、首尾一貫しておらず、間違った情報を得るというリスクもあるのです。

トレンドがわかる

本は何も読破しなければいけないものでもありません。タイトルを眺めるといった簡単なものから始めれます。例えば、本屋でタイトルを観察するとわかるのが、トレンドです。例えばワンルームマンション投資の本が増えていれば、ワンルームマンション投資が人気になっています。こうしたトレンドを押さえるために本屋に足しげく通っている人もいるくらいです。

 

不動産投資の勉強で今読むべき本3選

2021年5月時点で売れている不動産投資関連の本を三冊をご紹介します。不動産投資を網羅する基本書、経験をもとにした不動産投資の指南書、税金も絡めたノウハウ等それぞれ異なるジャンルです。不動産投資の世界でどんなものが流行っているかを知るためには、有用な本となっています。

「不動産投資 最強の教科書」鈴木宏史 著

楽待のコラムニストでもある著者が書いた、不動産投資の教科書です。教科書と銘打っているだけあって、不動産投資を体系的に解説してあります。初心者にもわかりやすく、そしてベテランにもためになる内容です。「最強」なのかどうかは読んだ人によりますが、わかりやすい内容にまとまっています。

「普通のサラリーマンが実現させた毎年年収1000万円の不動産投資」名取幸二 著

こちらも楽待のコラムニストが執筆した一冊です。サラリーマンだとなかなか到達できない年収1千万円。それを不動産投資で達成した著者の体験談です。苦労話から金融機関との折衝方法まで、不動産投資のエッセンスが詰まっています。

「収益性と節税を最大化させる不動産投資の成功法則」藤原正明 著

物件そのものよりも、収益や税金に関するトピックスに特化した一冊です。収益性を高め、利回りを向上させることは投資家にとって重要な要素になります。収益を増やしたり、費用を減らしたりすることに気を配っても、節税までは頭が回らないこともあるもの。そうした会計や税制についてアドバイスを与えてくれます。

 

まとめ

不動産投資はビジネスのひとつです。仕事はテキストを読むだけではマスターすることはできません。それでも基礎知識なく行う場合と、知識を仕入れてから行なう場合では成功率が大きく異なります。日々の研鑽なくして収益の向上は見込めないものです。不動産投資の勉強のために本を読む習慣をつけるようにしましょう。