
良い管理会社を見極める!賃貸経営のパートナー選定のポイント
近年、よく耳にする”働き方改革”という言葉。
いろいろな解釈があるかと思いますが、一言で言うと「人員を減らして、一人当たりの生産性をアップさせる」ということが本質と考えられます。
その際に、すべての業務を兼務で行うのではなく、外注(アウトソーシング)も検討されると良いでしょう。
賃貸経営においても今後、一人で行うのでは限界があるため、より良い管理会社のパートナーと組むことが大事になっていきます。
今回は、管理会社選定のポイントをお伝えさせていただければと思います。
①管理メニューが見える化されていること
よくオーナー様から「管理会社ごとにサービスは違うのか?」と質問を受けます。
下記は管理プランの一例です。
管理サービスは事務的な業務が多く分かりにくいことが多いです。
その分しっかりと出来ることと出来ないことを見える化されているかが大切です。
管理に自信がない会社様では、口頭のみの説明で終わらせることが多く、管理を頼んだ後にやってもらえると思っていた事が実施されていないなどということも起こり得ます。
まずは管理を依頼した場合、どのような項目を実施して貰えるのか確認することが大事となります。
②空室対策への取り組みを行っている
次に良い管理会社の特徴として、しっかりとオーナー様の物件を埋めるための空室対策の取り組みが行われているかをチェックしましょう。
空室問題はオーナー様のキャッシュフローに大きく関わるため、この部分を蔑ろにしている管理会社は避けたほうが賢明と言えます。
誤解を招かないように付け加えると、空室を埋めることが出来ていないということではなく、「空室を埋めるための取り組みが為されているか」また「空室対策のPDCAが回っているのか」ということが大事です。
特に取り組みが行われている会社様では、オーナー様に月次で資料を基に空室対策への取り組みをお話することもあります。
なかなか空室が埋まらなくて相談した際にしっかりと受け答えしていただけるか、しっかりチェックしましょう。
③WEB対策がなされているか
近年、特に重要なWEB対策。
新型コロナウイルスの影響で、自宅にいるまま不動産探し方が増えていることなど、更にWEB対策の重要性が増しております。
賃貸管理のみを行われている会社様では、業者回りがされていて良い関係性が築けているかなども重要ですが、やはりしっかりと管理を依頼した物件が質の高いWEB掲載がされているかチェックすることが需要です。
一例として、下記のようなポイントをご自身の物件のWEB掲載でチェックすると良いでしょう。
・質の高い写真掲載がされているか(枚数が上限分埋まっているか、同じような写真ばかりが掲載されていないか)
・設備などの項目が全て埋まっているか(お客様が物件検索をする際にこだわり条件検索を行うため)
※ポータルサイトは賃貸管理会社が「50枠で○○円」などで掲載費を支払って運用しているケースが多いため、そもそもポータルサイトに掲載されていない可能性があります。