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不動産投資初心者が必ず最初に目にする!ワンルーム投資のメリット・デメリット

不動産投資をはじめたいけれど、リスクが多くて一歩を踏み出せない。そんな人も多くいます。確かに何千万円もするアパートや賃貸マンションを購入するのは勇気がいること。でももっと少額で始められる不動産投資もあるのです。ここでは少額で始めることができる、ワンルームマンションへの投資のメリットとデメリットをご紹介します。

 

ワンルーム不動産投資のメリット

ワンルーム投資は手軽に始められる不動産投資です。不動産投資初心者にはちょうどよい価格帯でもあります。物件数も多く、都心部であれば一定数の需要は常にあるもの。そんなワンルーム投資のメリットについてみていきましょう。

初期費用が安い

まずは値段です。ワンルームであれば、一棟のアパートやマンションよりも安く入手することができます。収益物件の検索サイトでも数百万円から見つけることが可能です。東京23区内であっても条件さえ合えば1,000万円以下のワンルームもあります。初期費用をかけたくない初心者にとってワンルーム投資はよい選択肢です。

物件数が多い

不動産ポータルサイト「アットホーム」には2021年3月時点で東京23区内の投資用ワンルームは約22,000件掲載されています。これに対して一棟売りのアパートやマンションは約1,400件でした。物件数でいえば実に15倍の開きがあります。探しやすさや物件の豊富さではワンルームが最も流動性の高い物件です。

単身者に需要がある

ワンルームの主な需要者は単身赴任のサラリーマンや学生です。東京、大阪などの大都市であれば、こうした需要者は常に一定数存在します。つまり借りてくれる人が多いのです。動きが早くない2LDKなどのファミリータイプよりも需要者の流動性も高くなっています。

 

ワンルーム不動産投資のデメリット

先ほどはワンルーム不動産投資のメリットをお話ししました。メリットが多い反面、不動産投資である以上はワンルーム不動産投資にもデメリットがあるのです。空室率は0%か100%のふたつにひとつ。最初は一室からしか収益がありません。こうしたワンルーム不動産投資のリスクやデメリットについてご紹介します。

空室率100%の危険性

ワンルームマンションは部屋ごとの売買です。その部屋に入居者がいれば家賃は安定して入ってきます。ですが、その入居者が退去した途端にその部屋からの家賃は途絶えてしまうのです。空室率は0%か100%のいずれかしかありません。これがいくつも部屋のあるアパートであれば、1部屋の入退去ではここまで大きな影響ではなくなります。空室率100%のリスクがあるのがワンルーム不動産投資なのです。

最初は一点買い

ワンルームに限らず、最初に購入した物件しか持っていないと、不動産の収益はその物件だけに依存することになります。その物件が優良物件でずっと稼働してくれれば問題ありません。逆に空室期間が長くなるような物件だと、次の物件取得にも影響がでます。最初に購入する物件は一点買いの状態なのです。

維持管理費がかかる

マンションの場合、その部屋に入居者がいてもいなくても維持費がかかります。具体的には共益費や修繕積立金です。入居者がいれば家賃とあわせて徴収することもできます。万一、これは空室だとこうした維持管理費は所有者の持ち出しです。家賃収入もないうえに維持管理費もかかってしまいます。

 

まとめ

ここまでワンルーム不動産投資のメリットとデメリットをまとめてみました。少額から始められるワンルーム不動産投資ではあるものの、空室のリスクなどがあることがわかります。デメリットをなるべく少なくし、メリットを大きくするには、やはり立地条件がよく人気の高い物件を取得すべきです。最近では宅配ボックスの有無やセキュリティ対策でも空室率は変動します。こうしたトレンドをしっかり押さえたうえで不動産投資を検討していきましょう。

 

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